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【知ってました?】鎌倉市が海水浴マナーの条例を公布

いよいよ湘南・鎌倉も夏。由比ヶ浜に行ってみんなで思いっきり遊ぼう!そんなシーズンになりましたよね。しかし最近のテレビや週刊誌などで、「海開きで異変、湘南の海で今何が?」というようなテーマの番組や記事を見た方も多いと思います。そこで今回は鎌倉市が2014年6月末に公布した条例について、少しご紹介しておきたいと思います。

鎌倉市が公布した海水浴マナーに関する条例のイメージ画像
出典:鎌倉市ホームページより


背景には鎌倉、逗子、藤沢周辺のビーチをめぐる問題


毎年夏の湘南・鎌倉にはたくさんの海水浴客の方が訪れています。毎年暑い日の休日などは本当に賑わっていますよね。しかしたくさんの方が利用する湘南各地のビーチでは、以前から利用客同士のトラブルが増えていたり、近隣に住む住民の方々から、ゴミや騒音、治安に関する不安などが言われていました。この問題はかなり以前からあった訳なのですが、特にこの数年は湘南各地のビーチにおいて、報道はされていないものの聞いたら恐ろしくなるような事件も増え、年々深刻さが増している状態にありました。


都内などから湘南各地のビーチを訪れる皆さんは、正直あまりピンと来ない話かもしれませんが、地元に住む方々は夏になると、海が目の前にあるにも関わらず、地元では海水浴に行かないという方もいたりします。特にファミリー層は地元のビーチで過去に見かけた光景や、トラブル、事件が起こった話などを耳にした事もあるため、子供を連れていくのはちょっと怖いなと考えるようになっていきました。その結果、段々と地元の方は勘弁してほしい・・・、海水浴客の方でまだトラブルに遭遇していない方の場合は、楽しい場がなくなるのは嫌だな・・・という感じで距離感が離れていったのだと思います。


藤沢、逗子が先に動いた。そして鎌倉も方向性については同じへ


このような鎌倉、逗子、藤沢周辺のビーチをめぐる問題を受けて、藤沢市や逗子市は先に対策に動きました。特に逗子市については抜本的な対策ということで、お酒は海の家以外では禁止、音楽を流す事も禁止、海の家の営業時間も18:30までにするなど、かなり大きな方向転換を行っています。そして鎌倉市も周辺の変化を受けて、6月末に改正した条例を公布しています。そして今回公布された鎌倉市の条例内容は上部の画像の通り(例:音量は制限、お酒は飲めるなど)となっていますが、逗子海岸ほどまでは厳しくない内容です。基本的にはマナーに反する迷惑行為はやめましょう、みんなでマナーを守っていきましょうというような内容ですね。


この問題に関してテレビ番組などでのインタビューでは、「え、逗子海岸はお酒もNGなの?」「全く音が出せないと盛り上がれない」「湘南の海がつまらなくなるのは嫌だな」というような声も含めて紹介されていましたが、この問題は他地域から海水浴に訪れる方々の声と、地元の方々の声との温度差がすごいのです。逗子に住む方の中には「今年は良くなっている」と評価する声がある一方で、鎌倉に住む方の中には「条例がゆるすぎる」と更なる条例改正を求める方もいたりします。そして鎌倉市も今年の夏の状況を見極めて、来年の方針を検討、判断する形になるものと思われます。


最後に。こういった話題に触れてしまうと各方面から厳しいご意見を頂く事もあります。「だんだんと海がつまらなくなるのが残念」「いやいやもっと厳しくしないとダメでしょ」などなど。今回は鎌倉市が6月末に公布した条例内容を皆さんにお知らせしていますが、これによって何かに反対、おかしいなどの特定の意見を主眼に伝えようとしている訳ではありません。また、ビーチは誰のものでどちらが優先という議論の仕方も好んでいません。非現実的でわかってないと言う方もいらっしゃるかもしれませんが、海水浴前にこういった条例があることをみんなが知って、海水浴を楽しむ事が大切だと思いますし、誰か任せ、自治体任せで声を張るだけでなく、一人一人が静かに心の奥で感じて、気をつけていくべきだとも思います。

 

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